WBOフェザー級王者エスピノサ終盤TKO勝ちでV4 血染めのケガイを棄権に追い込む

試合情報(日本語)

 メキシコ・サンルイスポトシのアレナ・ポトシで15日(日本時間16日)行われたWBOフェザー級タイトルマッチは王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が挑戦者9位アーノルド・ケガイ(ウクライナ)に11回開始TKO勝ち。ロベイシー・ラミレスから奪ったタイトルの4度目の防衛に成功した。

ケガイを攻めるエスピノサ㊨ photo/Zanfer

 身長、リーチとも20センチ挑戦者を勝る185センチの長身選手エスピノサが左ジャブから鋭角的な左右アッパー、ボディー打ちをねじ込んでペースを握る。ケガイは断続的にボディー打ちを返すものの、王者のパンチのボリュームと威力に押され、突破口が見い出せない。4回、エスピノサのアッパー攻撃を浴びたケガイは鼻血を流した。

 5回、王者がチャージするとケガイは鼻血で染まる。右を返し抵抗するケガイだが7回、バッティングで右目から出血。ドクターチェックがかかり続行された直後エスピノサは攻勢をかけて会場を沸かせる。劣勢に立たされたケガイは8回にもコンビネーションを食らって出血が広がる。

 9回開始前に2度目のドクターチェック。顔面の出血に四苦八苦するケガイは9、10回、エスピノサのアタックにダウンを拒否したがピンチの連続。チーフセコンドのマービン・ソモディオ・トレーナーがインターバルで棄権をリクエスト。レフェリーは11回開始後、コーナーから出ないケガイに10カウントを数え、幕が下りた。(アナウンスされた裁定は11回15秒、エスピノサのKO勝ち)

 エスピノサは28勝24KO無敗。ケガイは23勝14KO3敗1分。

 セミで行われた空位のWBOラティーノS・ライト級王座決定戦は元S・ウェルター級王者フェルナンド・バルガスの三男エミリアーノ・バルガス(米)がジョナサン・モントリオール(米)から初回にダウンを奪った後、終始優勢に進めて3-0判定勝ち。スコアは100‐89、99‐90×2でバルガス。

 一方IBF・S・ライト級1位決定戦はIBF3位リンドルフォ・デルガド(メキシコ)が同級4位のガブリエル・ゴラス・バレンスエラ(メキシコ)と拮抗した攻防を展開。最終12回、左フックでデルガドを倒したゴラスだったが、スコアは割れ、114‐113×2(デルガド)、114‐113(ゴラス)でデルガドが2-1判定で辛勝した。

 NABO&NABFヘビー級タイトルマッチは東京五輪S・ヘビー級銀メダリスト、リチャード・トーレスJr(米=IBF6位)がトマス・サレック(チェコ)に初回2分45秒TKO勝ち。トーレスの強打を食らって鼻血を流したサレックにドクターストップがかかった。

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