4月に行われた第1戦に続き、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでゴングが鳴った二世ボクサー対決、クリス・ユーバンクJr(英)vs.コナー・ベン(英)のミドル級12回戦は、初戦で3-0判定負けしたベンが積極的に仕掛けてリード。最終回に2度ダウンを奪い、ユーバンクに大差の3-0判定勝ちを収めた。この再戦も6万人の観衆が集まり、スタジアムが熱狂に包まれた。
リベンジに燃えるベンの意欲が勝負を決した。本来ウェルター級のベンは体格のハンデをスピードと瞬発力で補い、先手先手と攻め込んで沸かせる。ユーバンクはベンの攻勢をクリンチで食い止めるシーンが目立ったが、ベンは4回あたりから右を上下に決めるなどプレスを強めてユーバンクを自由にさせない。
8回終了間際、右から左で反撃したユーバンクだが、再び攻勢を強めたベンが最終回、左右を見舞うとユーバンクは脚を振るわせてキャンバスに落下。カウント後、ベンの追撃で後退するユーバンクにベンは右オーバーハンドを浴びせてまた倒す。ユーバンクが続行に応じたところで終了ゴングが鳴った。
スコアカードは119‐107、116‐110、118‐108でベンが明白な勝利でリベンジを果たした。ベンは24勝14KO1敗。試合後、ウェルター級世界王座挑戦を望んだ。ユーバンクは35勝25KO4敗。
2人の父、クリス・ユーバンク・シニアとナイジェル・ベンは1990年と93年にミドル級とS・ミドル級王座を争い2度対戦。ユーバンク・シニアの1勝(1TKO)1ドローだった。
同じリングのウェルター級12回戦はジャック・カテラル(英=WBA7位)が王者エコウ・エスマン(英=同9位)に11回50秒TKO勝ちでWBOグローバル王座を獲得した。またWBOインターコンチネンタルS・ライト級王座決定戦はアダム・アジス(英=WBC9位)がカート・スコビー(米)に最終12回2分1秒TKO勝ちで戴冠した。
