王座復帰より天心に初黒星を――井上拓真が公開練習

試合情報(日本語)

 「Prime Video Boxing14」(24日・トヨタアリーナ東京)で那須川天心(帝拳)とWBC世界バンタム級王座を争う元WBA王者の井上拓真(大橋)が18日、横浜市内のジムで練習を公開し、「今回はカコイチ(過去一番)、すべてが仕上がっている」と絶好調ぶりをアピールした。 

気合い満々の拓真

 「拓真はこの試合が一番集中している。やはり天心選手という強敵が相手だから。勝ちたいという気持ちをひしひしと感じる」と大橋秀行会長。拓真もこれにうなずき、「世界に返り咲くよりも、天心選手にしっかり初黒星をつけるのが一番のモチベーションになっている」と明かした。
 
 この日の公開練習はメディアの撮影向けに軽く動いただけだったが、本格的な練習は非公開。すでにスパーリングも坂井優太、堤麗斗らを相手に約100ラウンドをこなしているという。父の真吾トレーナーも拓真の絶好調を裏付けるように「拓真がプロになって初めて同じ思い、同じ温度差でトレーニングができた。ボクシングの幅も広がり、引き出しも増えた。(一緒に練習していて)気持ちよかったです」と満足そうだった。

 もちろん兄の尚弥からもアドバイスを得ており、「心強い」という拓真。「どんな状況でも対応できるように仕上げている。相手がどう動こうが動じず、自分のボクシングを坦々とやるだけです」と語った。

 一方「どんな状況でも対応できるように――」と似たようなコメントで打倒拓真に自信をみせていたのは、偵察に訪れた那須川天心陣営の粟生隆寛トレーナー。試合開始ゴングまであと1週間を切り、「トレーナーというより一ファンとしてもワクワクしている」と語っていた。

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