「リングⅣ ナイト・オブ・ザ・チャンピオンズ」が開催された22日(現地時間23日)サウジアラビア・リヤドのANBアリーナのメインで行われたWBC・L・ヘビー級およびWBA同級正規王座戦は王者デビッド・ベナビデス(米)が挑戦者アンソニー・ヤード(英)に7回1分59秒TKO勝ちを収めた。
ボディー打ちのベナビデスに3度目の世界挑戦となるヤードは打ち終わりにパンチを返して対抗する。しかし“メキシカン・モンスター”ベナビデスはラウンドが進むごとに重厚なプレスで攻め立てリード。ベナビデスは時おり左がまえにスイッチしながらヤードをコーナー、ロープに追い込んで痛めつける。
6回開始早々、チャージして逆にベナビデスにロープを背負わせたヤードだが、倍返しを食らい、コーナーにエスケープ。鼻血に染まった挑戦者は7回開始後、ドクターチェックを受ける。ここでベナビデスが一気に畳みかけると、ヤードはコーナー付近に崩れ落ちる。
エクトール・アフー主審はカウント後、倒れたヤードに加撃したとしてベナビデスに減点1を科した。しかしダメージが感じられるヤードはベナビデスの追撃に捕まり、ロープを背に四苦八苦。左フックが決まり上体が揺れたところで主審が割って入った。
L・ヘビー級に上がり初のストップ勝ちのベナビデスは31勝25KO無敗。クルーザー級2団体統一王者ヒルベルト“スルド”ラミレス(メキシコ)との対決がクローズアップされている。コバレフ、ベテルビエフ挑戦に続き世界に届かなかったヤードは27勝24KO4敗。
