「U-NEXT BOXING4」(17日・両国国技館)の試合前会見が15日、都内のホテルで行われ、トリプル戦出場の6選手と再起戦に臨むユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が出席した。photos/Naoki Fukuda
メインのWBAバンタム級戦に出場する王者堤聖也(角海老宝石)は挑戦者で暫定王者のノニト・ドネア(比)について「説明不要のレジェンド」とこの日も欠かずリスペクトし、そのうえでライバルが「モチベーション高い状態で来てくれる」ことを歓迎した。
43歳にしてまたも大きなチャンスに恵まれたドネアはいかにも場慣れした様子。「大きな試合であれ小さな試合であれ同じようにコンディションを整えている」と説明し、万全の態勢を強調した。「(ドネアを)リスペクトしすぎず、12ラウンド、アグレッシブに攻めていけば自ずといい結果が得られると思う」との見立ては角海老ジムの小堀佑介会長(元WBAライト級王者)だ。
ライトフライ級の王座統一戦はWBA王者高見亨介(帝拳)が「やっときたか」と目前に迫った大一番への心境をこう表した。減量も楽ではないはずだが、この日は相手のWBOベルトも目にして、やる気をかき立てた様子だった。
高見と対戦するWBO王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)は同じ帝拳の岩田翔吉から奪ったタイトルの初防衛戦。「高見は早くタイトルに到達した、いい選手」と評価し、「好戦的な選手同士の統一戦だ」としたが、本番でその通りに出るか見ものだ。
WBOフライ級戦は王者アンソニー・オラスクアガ(米)が相変わらず愛想のいい笑顔を振りまき、「準備万全。しっかりと4度目の防衛を果たしたい」とアピール。挑戦者の桑原拓(大橋)は「メンタル的にも高い状態を保ってここまで来れた。ベルトを目の前にしてさらに気持ちも高まりました」とまずコンディショニングのよさを強調した。
直に会ったオラスクアガの印象を「想定内」と明かしつつ「あとは当日のリングで向かい合ってどう感じるか」と桑原。大橋秀行会長は「昨年の経験(ユーリ阿久井戦)を生かすこと。そしてオラスクアガは攻撃力がすごいので、それに負けない攻撃で迎え撃つ。その気持ちが大事だと思う」と端的に語っていた。
