井上尚弥重ねて「KO決着」宣言 サウジ出発前に公開練習 独占ドキュメンタリも配信中

試合情報(日本語)

 今月27日にサウジアラビアのリヤドで行われる「The Ring V:Night Of The Samurai」で保持する世界S・バンタム級の4王座を懸けてWBC同級2位のアラン・ピカソ(メキシコ)の挑戦を受ける井上尚弥(大橋)が13日、横浜の大橋ジムでメディアに練習を公開した。

拓真とのマスを披露した井上尚弥 photo/Naoki Fukuda

 練習に先立ち会見に臨んだモンスターは、改めて「KO決着」を宣言した。相手のピカソはこれまで32勝17KO1分と不敗を維持しているが、それでも井上の相手としては力不足という声もある。これに対しては「仕方ないでしょう」とチャンピオン。「相手よりも自分との戦い」とも口にした。毎試合「勝って当然」という予想の中で戦ってきたこともあるが、5月に計画される中谷潤人との究極の日本人対決に向け、今度が最後の“調整試合”と位置づけているからか。同じリヤドのリングに上がる中谷ともども「お互いいい勝ち方をして」本番を迎えたいというスタンスだ。

 この日の公開練習では弟の拓真を相手にマス・ボクシングを1ラウンド披露した。メディアの前でともに世界チャンピオンの兄弟が同じリングでマスを行う光景は珍しい。練習の間、尚弥はシャツを脱ぎ捨て、上半身むき出しのまま。改めて鍛え上げた筋肉に目を奪われる。カメラの求めに応じて、筋肉美をボディビルダーのように見せつけていた。

 リヤドの興行は「Night Of The Samurai」とうたわれているように、井上、中谷を含めて日本人選手6人がリングに上がる。「技術的にも高いレベルの試合を見せられる。世界に向けてアピールできるのでは」と井上。今回限りではなく日本選手が今後サウジで定期的に試合に出場できる可能性もあり「そのためにも今度の試合が重要となる」(大橋秀行会長)という。

 ピカソ戦について大橋会長は「判定でもいい」と言う。前戦の対ムロジョン・アフマダリエフ戦は判定で勝つと言って実際判定勝ちに終わったが、「ムロジョンだから判定まで行ったけど、そうでなければ倒れていた」。同じように戦えば、結果はKOに繋がるということのようだ。

 勝てば最多の世界タイトル戦27連勝をマークするが、「そんな記録もあったんですか。あまり気にしていないです」と意外そうな顔をしてチャンピオンは言った。

 また井上の最新密着ドキュメンタリー「PRELUDE TO THE DREAM MATCH 井上尚弥 vs アラン・ピカソ~夢舞台への前奏曲~」がLeminoで国内独占配信されている(Lemino PPVチケット購入者、ドコモMAX、ドコモ・ポイ活MAX利用者対象)。

 ドキュメンタリーでは、井上の合宿の様子や独占インタビューが収録されている。ピカソ戦の展望や中谷潤人(M.T)との試合なども語られている。

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