31日、東京・大田区総合体育館で開催された『LIFETIME BOXING FIGHTS 30』のメインイベント、WBAバンタム級挑戦者決定10回戦は、元世界4階級制覇者で現WBAバンタム級9位の井岡一翔(志成)が11位のマイケル・オルドスゴイティ(ベネズエラ)に4回2分42秒KO勝ち。2025年国内最後の一戦をしっかりと締めくくった。

2回に得意の左ボディーブローでダウンを奪い主導権を握った井岡は、3回に攻勢を強めたオルドスゴイティの連打を若干貰いつつも、冷静にじりじりと間合いを詰めてボディー攻め。4回、ふたたび左ボディーを炸裂させるとオルドスゴイティを悶絶させた。
「いい準備をできて、初めてのバンタム級でも問題なく戦えた。KOを狙っていたけれど雑にならずにそれを実現できてよかった。今日の試合はあくまでも通過点。チャンピオンに返り咲く姿をお見せしたい」と自信に満ちた井岡。猛然と攻めるオルドスゴイティに押し込まれる場面もあって、フィジカル面での課題をちらつかせたものの、基本的にはこれまで通り、ハイガード&繊細なステップを生かす丁寧な攻防で乗り切った。
これで日本人初の世界5階級制覇への権利を得た井岡は「できれば井上拓真選手に挑戦したい。来年5月に井上尚弥選手、中谷潤人選手が戦う同じリングで僕らも盛り上げられれば」とWBC王者・井上へのチャレンジとともに、メガファイトへの参戦を希望した。
井岡(36歳)は32勝17KO4敗1分。オルドスゴイティ(24歳)は15勝14KO2敗。


