“ボンバ”ゴンサレス、WBA暫定王者に 無敗のリベラに12回3-0判定勝ち

試合情報(日本語)

 現地時間3日、プエルトリコ・サンファンのセラノ戦と同じリングで行われたWBAフライ級暫定王座決定戦は、WBA1位のヤンキエル・リベラ(プエルトリコ/111.4ポンド)とWBA5位の元WBO世界ライトフライ級王者、ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ/112ポンド)が対戦。12回判定でゴンサレスが新暫定王者となった。スコアは114-113、116-111、117-110の3-0。

 初回、サウスポーのゴンサレスが力のこもった左ストレート、右フックを当てて見事な先制攻撃。早くもリベラの膝が揺れた。2ラウンド、挽回しようとスイッチヒッターのリベラは前に出るもののゴンサレスは左右フックで対抗。ダッキングするリベラの後頭部を左フックがかすめると、リベラが膝をついてダウンした。追撃をしのいだリベラは再開後もガードを上げながら前進、ゴンサレスはロープを背にする場面が長くなるが、相手のパンチに空を切らせてペースをキープする。

 中盤以降、ゴンサレスの手数が減り、リベラの攻勢がポイントにつながるラウンドこそあるものの、リベラはゴンサレスのディフェンスを崩すことができず。最後まで前に出続けたが流れを変える有効打をヒットできなかった。

 34歳のゴンサレスは29勝14KO4敗1分1ノーコンテスト。有明アリーナでアンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)に初回TKO負けを喫して以来の試合でベルトを手にした。一方、東京五輪フライ級ベスト32、そしてWBCシルバー王者で同級4位、WBOでも6位にランクされる28歳のリベラは初黒星となり、7勝3KO1敗1分。

 フェザー級8回戦。WBA7位のジャン・ポール・リベラ(プエルトリコ/126ポンド)はアルフレッド・クルス(プエルトリコ/126ポンド)に薄氷の8回判定勝利だった(2対0/76-76、77-75×2)。

 軽快なフットワークを見せるクルスに対し、プレッシャーをかけるリベラはボディー中心に左右フックを出していく。ややスピードに欠けるリベラのパンチは的中率が低く、善戦を見せるクルスだが徐々に疲労の色が見え始める。7ラウンドにはリベラが右ストレートからの連打で山場を作ると、最終回は両者意地でいいパンチをヒットし合った。WBOでは12位にランクされる24歳のリベラは14戦全勝7KO、28歳のクルスは10勝5KO4敗1分。

 スーパーフェザー級8回戦はWBA9位、WBOで13位にランクされるヘンリー・レブロン(プエルトリコ/129ポンド)がファン・タピア(米国/129.8ポンド)を7ラウンド2分2分49秒TKOに下した。

 サウスポーのレブロンが開始から長いジャブを軸にペースを握り、タピアはロープを背にする時間が増えていく。5ラウンドには左まぶたをカットしさらに劣勢に立たされたタピア。しかし7ラウンド終盤、奮闘する中やや唐突にタピア陣営のセコンドが棄権を申し出て終了した。28歳のレブロンは21戦全勝11KO、32歳のタピアは14勝5KO5敗。

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