元WBO-AP&OPBFウェルター級王者、佐々木尽(八王子中屋)が19日の再起戦を前に、公式計量に合格。あすは昨年6月の世界タイトルマッチ以来となるリングに上がる。佐々木はウェルター級8回戦でマーロン・パニアモーガン(比)と対戦する。

ノーマン戦からの再起戦に臨む佐々木㊧
夢の世界ウェルター級挑戦では、当時のWBO王者ブライアン・ノーマンJr(米)の左フックで眠らされた佐々木(19勝17KO2敗1分)。再挑戦に向けてのロードバック第1戦は比国人パニアモーガン(13勝6KO4敗1分)との一戦となる。
はかりに乗った佐々木はリミットの66.6キロ、パニアモーガンは66.0キロだった。緊張感のある表情で計量を終えた佐々木は「あすはまずジャブを見せたい。ただ(観客を)喜ばせるのが自分の持ち味なのでショーもお見せしないといけない」とコメント。前戦は衝撃的な負け方だっただけに、まずはリングで佐々木の心身の復調具合を確認したいところ。尽本人は「1ラウンドで終わるかも」と言っていたが、さてどのような試合を見せるか――。

S・フェザー級トーナメントで牛島と対戦する英豪㊨と、内山会長
■S・フェザー級トーナメントも5試合、内山高志さんのジム初陣
あすの「Lemino Boxing フェニックスバトル150」では、メインの佐々木再起戦のほか、開催中のS・フェザー級賞金トーナメント1回戦5試合が行われるとあって、こちらも注目を集めている。あす行われるカードは以下の通りで、いずれも計量をパスしている(いずれも8回戦。丸数字は当日の試合順)。
②英豪(KODLAB)-牛島龍吾(八王子中屋)
③福井貫太(石田)-向山太尊(DANGAN)
④龍王(角海老宝石)-岩崎一輝(勝輝)
⑤渡邊海(ライオンズ)-新井志道(黒崎KANAO)
⑥=セミ=木村蓮太朗(駿河男児)-石井龍誠(金子)
2試合目に登場する英豪は元世界王者内山高志さんのKODLABジムの初陣を担う。中部のホープだった英豪は今年元旦付で緑ジムからKODLABに移籍。上京して今後は内山会長の指導を受け、タイトルを目指すこととなった。この日は「丁寧に戦おうと内山会長と話しています。内山さんのように豪快に倒したいけど、今回はまず勝つことです」と語った。これはジムの門出を祝いたいのはもちろん、英豪自身が唯一の黒星(昨年9月、大畑俊平に4回TKO敗)からの大事な再起戦であるからだ。

プロデビュー戦に臨む18歳の所㊨
そのほか、第1試合ではL・フライ級6回戦が組まれている。タイのスリヤ・プッタルクサと対戦するのはプロデビュー戦の所龍太(DANGAN)。駿台学園高校3年の18歳で、アマチュアでは選抜準優勝、インターハイ&国体3位など通算38勝6敗の戦績。「アマチュアでは1位になれなかったことに悔いはありますが、それをプロでかなえたい」と語り、その第一歩となるスリヤ戦を見据えていた。


