25日、都内のホテルで開かれた会見では那須川-エストラーダ戦の強力なサポーティングカードも発表された。帝拳ジムの坪井智也(3勝2KO)、高見亨介(10勝8KO1敗)がそろって世界ランカーと対戦するもの。試合はともに10回戦。

2戦続けて元世界王者と対戦する坪井 photo/Naoki Fukuda
坪井は元WBC・L・フライ級王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)と対戦する。ゲバラはもともとL・フライ級のチャンピオンだが、近年はS・フライ級で活動し、アンドリュー・マロニー(豪)に競り勝ってWBC暫定王座を獲得したこともある。このタイトルはジェシー・ロドリゲス(米)に3回TKOで敗れ失っている。現在はWBCの9位にランクされている。43勝22KO5敗2分。
アマチュアの世界選手権金メダリストからプロ転向した坪井はこれが4戦目。前回(昨年11月)のカルロス・クアドラス(メキシコ)戦は元チャンピオンを終始ひとりで打ちまくって圧倒し、多くのファンを唸らせた。「全ラウンド支配」がテーマの異才は、今回も「圧倒的に完封する」と宣言している。

高見はフライ級転向初戦で前世界王者アヤラと photo/Naoki Fukuda
■フライ級に転向する高見
そして再起戦の高見は前IBFフライ級チャンピオンのアンヘル・アヤラ(メキシコ)と対戦する。昨年は日本、世界へと一足飛びに駆け上がった俊英も、王座統一戦でレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に判定負け。体重も限界にきており、今回からフライ級に参戦する。
その初戦の相手がアヤラとは強気だが、高見本人も言うように「おもしろい試合になる」ことは請け合い。勝敗の行方はもちろんのこと、減量苦から解放された高見がどのようなパフォーマンスを発揮するのか非常に興味深い。
アヤラは18勝8KO1敗のオーソドックス。唯一の黒星は昨年日本で矢吹正道(緑)の挑戦を受け、最終回TKOで喫したもの。こちらもそれ以来の再起戦となる。
主催の帝拳プロモーション浜田剛史代表は、「那須川、坪井、高見の対戦相手はいずれも日本でもおなじみの選手。いろんな試合予想ができるのでは」と話した。

