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東洋大優勝に王手 駒大との不敗対決制す 関東大学リーグ戦

2022年6月26日 11時05分

 アマチュアの関東大学ボクシングリーグ戦は25日後楽園ホールで第4週を迎えた。1部リーグ注目の不敗校対決は、東洋大学が駒澤大学と大接戦を展開し、5-4の僅差で宿敵を振り切った。1部6校中唯一不敗を維持している東洋大は2度目の優勝に向けて大きなステップを踏んだ。次回7月16日の最終週(第5週)では拓殖大と対戦する。

初戦で荒竹を破る殊勲を上げた古藤(右)

 9試合対抗の初戦ミニマム級で駒大のポイントゲッター荒竹一真と東洋大古藤昇大が大接戦。結果は3-2のスプリットデシジョンで古藤の手が上がった。実力伯仲の両校を象徴する試合内容と結果で、対抗戦も同じような経緯をたどった。

 駒大はフライ級平塚駿之介、バンタム級矢野利哉が5-0判定で連取したが、フェザー級実力派対決は藤田時輝が堤麗斗のパワーに押されて東洋大に2点目が入る。しかしライト級のサウスポー同士の対決で川上海音が東洋大主将金城隼平の技巧を強打で封じ5-0判定勝ちする殊勲。

これは駒大の殊勲。川上が金城にスタンディングカウントを聞かせる

 駒大はさらにL・ウェルター級で西山潮音(全日本ライト級王者)が得意の右リードブローにモノを言わせて大畑俊平に無難の判定で勝ち4勝目。あと1勝で東洋大を突き放すところまで追い込んだ。

 しかしウェルター級は東洋大田中空が強引なインファイトで原田海舟の抵抗を押し切り5-0判定勝ち。続くL・ミドル級が勝負を左右する大きな試合となり、駒大齋藤英豪と東洋大堀池空希が終始接戦を展開。甲乙つけがたい内容だったが、ここでも判定が割れ、3-2で勝利をつかんだのは堀池だった。

東洋大の勝利を決めたМ級・須永(右)。加藤に棄権勝ち

 これで4-4となって迎えた最終ミドル級は東洋大の須永大護が圧倒的有利。初回1分20秒で駒大加藤千龍のコーナーからタオルが入り、東洋大の勝利が決まった。

 この日行われたこの他の1部リーグ2試合は、東京農業大学が中央大学に5-4で、同じく拓殖大学は日本大学に7-2でそれぞれ勝利を上げている。

 また2部リーグでは、日本体育大学が専修大学に5-2で勝ち、両校とも3勝1敗の成績に。法政大学は立教大学に5-2で勝ち、4勝負けなしと首位をキープしている。

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