OPBF東洋太平洋&日本ミドル級王者の柴田明雄（ワタナベ）の防衛戦が決まった。7月5日、後楽園ホールに日本同級3位の西田光（川崎新田）を迎える。

　柴田は今年3月、日本王者の中川大資（帝拳）との統一戦を制して2冠を獲得した。今回の試合は日本タイトルが初防衛戦、OPBFタイトルは2度目の防衛戦となる。西田は昨年ランカーを立て続けに撃破して浮上。柴田が2冠を獲得した同じ日に、元OPBF&日本ミドル級王者の淵上誠（八王子中屋）を下して柴田への挑戦権を獲得した。2冠王者柴田（32）の戦績は21勝9KO8敗1分。4連勝中の西田（26）は10勝3KO6敗。

　チャンピオンの柴田はスピードのあるアウトボクサーで、タイトル初挑戦となる西田は馬力のあるファイタータイプ。対照的なスタイルの激突となる。