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ローマン・ゴンサレス、八重樫東戦を語る

2014年8月15日 17時38分

 WBC世界フライ級チャンピオン八重樫東(大橋)と同級1位ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)による注目の世界タイトルマッチは9月5日、東京・代々木競技場第二体育館で行われる。39勝33KO無敗の怪物ゴンサレスがボクシング・ビートの直撃取材に3階級制覇へ向けての意気込みを明かした。

八重樫の防衛戦勝利を祝福するロマゴン=4月

─八重樫のスタイルをどう評価していますか?
ゴンサレス「完璧に近いという印象。手数がよく出るアグレッシブな選手。何と言ってもパンチのボリュームがすごい。パワーも並大抵ではないから大いに警戒している」

─どのような試合展開を予想していますか?
ゴンサレス「八重樫はパンチの回転が速く、運動量があるから、いい試合になるだろう。だけど私はKOを狙っている。ダメージを与えればKOは生まれるだろう。彼のフットワークを止めることを念頭に置いて戦うよ。一か所に止まる時間が長くなれば彼は倒れる。私は“小型タイソン”と呼ばれることもあるんだ。タイソンのようなKOを期待してほしい」

─試合に向けての抱負を聞かせてください。
ゴンサレス「私を峠を越えた選手と見る向きもあるようだけど、完全に反対だよ。減量もスムーズだし、以前よりも私は強い。9月5日はKOで勝つ。自宅の部屋に八重樫の写真を4枚貼ってモチベーションを高めているんだ」

 これまでのスパーリングで、メキシコから呼んだパートナー、ホセ・アルフレド“トリート”ロドリゲス(元WBA・L・フライ級暫定王者)のアゴを強打で砕くなど、怪物らしいエピソードも伝わってくるゴンサレス。決戦の日は少しずつ近づいている。=インタビューの全容はボクシング・ビート9月号でお楽しみください=

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