WBC･WBOウェルター級12位の亀海喜寛（帝拳）とアルフォンソ・ゴメス（メキシコ）のS･ウェルター級10回戦の計量が19日、会場となる米カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで行われ、亀海が149.6ポンド（67.86キロ）、ゴメスが149.2ポンド（67.68キロ）を計測した。試合は明日20日（日本時間21日）ゴングが鳴る。

　米国メディアのインタビューで亀海は「ゴメスは手数が出るし、テクニックもパワーもある選手」と持ち上げながら「彼のペースにはハマリたくない。自分の試合をすることが肝心。試合中アジャストできるように戦う。アウトの距離をキープしたいが、機能しなければインファイトで打開したい。いずれにせよジャブとフットワークが重要」と話している。

　一方のゴメスは「彼はサムライ・ファイターで、彼と対戦したいと思う選手は多くない。ゲレロ戦は特に印象深かった。でも私はもっと明白に彼に勝ってみせる」とコメント。そして「クレバーに戦うつもりだけど、もし汚い手を使わなければならない時は、その用意ができている」と乱戦も辞さない構えを強調している。Photo/GBP