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井岡一翔、レベコと再戦なら「KOで返り討ち」

2015年6月6日 0時57分

獲得したベルトを巻く井岡
 4月のWBA世界フライ級タイトルマッチでフアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に判定勝ち、世界最速18戦目で3階級制覇を達成した王者・井岡一翔(26・井岡)が大阪市浪速区の井岡ジムで次戦に向けて本格始動した。入念なシャドーのあと、サンドバッグを打ち込み、腹筋を鍛えた。

 叔父の井岡弘樹・西日本ボクシング協会長が成し遂げられなかった「井岡家の悲願」ともいえる3階級王座に就いて「何をしても最高の気分でしたし、勝利の感慨にひたることができました」と一翔は東京で知人らと会ったり、ハワイ・オアフ島で1週間過ごすなど心身のリフレッシュに専念した。

 初防衛戦は9月後半に予定されているが、WBAからレベコとの再戦指令が出され、交渉期限が今月20日に迫っている。4月の試合で両陣営の合意事項では井岡が勝利した場合、初防衛戦は井岡陣営が自由に選び、2度目の防衛戦はレベコと大みそかに再戦するとしていたという。一翔の父、井岡一法・井岡ジム会長は「従来契約した通りに進めてほしいのだが、レベコのマネジャーが即再戦を言っている。わがまま言うなら、入札にもっていきます」と話した。

 一翔はいたって冷静だ。「レベコとやるなら、KOで返り討ちするだけ」と自信たっぷり。「チャンピオンを続けていくのが使命、これから井岡一翔の第2章が始まる。もっと強くなる自信があるので、強さを求めてがんばりたい。タイミングが合えば、この階級で強い世界王者と戦いたい」と統一王者を目指す考えも示した。

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