明日17日（日本時間18日）ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで予定されるWBO世界L･フライ級タイトルマッチの計量が16日行われ、王者ドニー・ニエテス（フィリピン）が107.8ポンド（48.90キロ）、挑戦者8位フアン“ピンキー”アレホ（メキシコ）が107.4ポンド（48.72キロ）を計測。リミット108ポンドをクリアした。

　元WBO世界ミニマム級王者で、今回がL･フライ級8度目の防衛戦となるニエテス（36勝21KO1敗4分＝33歳）は11年間負け知らずでこのクラス最強の呼び声高い実力者。米国デビューでどんな出来を披露するか注目される。調整はロスのワイルドカードジムで、明日ローマン・ゴンサレスに挑戦するブライアン・ビロリアとのスパーリングが中心だった。

　対するアレホ（21勝13KO3敗＝31歳）は世界的は無名。モンテレーがホームリングでキャリアは6年。昨年メキシコ･L･フライ級王者に就いている。

　この試合をメインとする明日の興行はフィリピンのALAプロモーションズの米国進出第1弾。アンダーカードで同プロモーション所属のS･バンタム級ランカー、アルバート・パガラ（フィリピン）がウィリー・ゴンサレス（ニカラグア）と、兄のS･ライト級ランカー、ジェイソン・パガラ（フィリピン）がサントス・ベナビデス（ニカラグア）とそれぞれ10回戦を行う。