明日7日（日本時間8日）米フロリダ州マイアミのミッコスキー・リゾートで挙行されるIBF世界S･ライト級挑戦者決定戦の計量が6日行われ、同級6位でOPBF王者の小原佳太（三迫）が139.4ポンド（63.23キロ）、8位ウォルター・カスティーリョ（ニカラグア）が139.6ポンド（63.32キロ）を計測。リミットの140ポンドをクリアした。

　2日前にロシアで王者がセサール・クエンカ（アルゼンチン）からエドゥアルド・トロヤノフスキー（ロシア）へ移行したタイトル。15勝14KO1敗の強打者小原に対し、カスティーリョも26勝19KO3敗のパンチャー。WBC1位でスター候補のアミール・イマム（米）とフルラウンド渡り合ったタフネスも誇り、小原が難敵相手に挑戦権をゲットするか注目される。

　試合はPBC（プレミア・ボクシング・チャンピオンズ）の一環として行われ、同シリーズのメインチャンネル、米国4大ネットワークのひとつNBC直系のNBCスポーツが放映。メインのIBFウェルター級1位決定戦、フレデリック・ローソン（ガーナ＝米）vsケビン・ビジェール（カナダ）とともにテレビ解説を担当するのは伝説のボクサー、シュガー・レイ・レナードだ。事前のミーティングでは熱心に小原に質問するなど情報入手に並々ならぬ意欲を見せた。小原陣営も「さすがプロ」と関心することしきり。同時に小原のテンションも上がってきた。＝写真提供・三迫ジム＝