新王者木村悠が抱負、クアドラスは井上戦希望
2015年11月29日 15時31分
2015年11月29日 10時18分
11年間無敗、世界ヘビー級3冠チャンピオンに君臨するウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が王座から降りた。28日(日本時間29日)ドイツ・デュッセルドルフのエスピリット・アリーナに5万5000人の観衆を集めて行われたIBF・WBO・WBAスーパー世界ヘビー級タイトルマッチは、挑戦者タイソン・フューリー(英=WBO1位、WBA2位、写真)が12ラウンド3-0判定勝利。世界初挑戦で安定王者を下した。クリチコはIBF王座19度目の防衛に失敗。
スコアカードはラモン・セルダン(亜)が116-111、ラウル・カイース・シニア(米)とセサール・ラモス(プエルトリコ)が115-112といずれもフューリーを支持。巨人対決はフューリーが慎重に対処しながらも手数で勝る展開で進行。クリチコの左ジャブ、右強打を巧妙に吸収、かわしてポイントに結びつけた。
クリチコは5回、左目尻をカット。負傷で試合を2週間延期したクリチコは39歳の年齢が忍び寄ったのか、自慢の強打が不発で後手に回る。終盤コーナーから叱咤激励のアドバイスも及ばず、劣勢を余儀なくされる。11回、フューリーはラビットパンチによる減点1。最終回、王者は反撃の姿勢を見せたが、効果は少なかった。
クリチコの本拠地ドイツのファンを沈黙させた勝者は「ドリーム・カム・トゥルー。我々はハードワークに徹した。異国で判定勝利を得るのは難しい。この意味は何物にも変えがたい」と陣営と喜びを爆発させた。Photo/SUMIO YAMADA
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