元ＯＰＢＦヘビー級チャンピオンで、06年にＷＢＣ世界王座にも挑んだオケロ・ピーター（緑）が５日、大場－馬野戦前座で復帰戦を行った。

　松田ジムの楠ジャイロ（松田）との６回戦は、初回早々に右でダウンを奪い、あっけないＫＯ勝ち。久々のリングの感触について「ちょっと早かったね。でもそんなに問題はない」と笑顔を見せた。

　ピーターはウガンダ出身。名古屋の緑ジムに所属し、06年当時のＷＢＣ世界ヘビー級王者オレグ・マスカエフに挑んだ。これは、外国人籍ながら、日本のジム選手が世界ヘビー級タイトル戦に出場した唯一の例である。

　今後についてピーターは「もう一回、ちょっとだけチャレンジね」と明るく話していた。