内山高志に勝利のコラレス、フォルトゥナ戦を希望
2016年5月6日 17時57分
2016年5月6日 16時57分
ホテルグランドパレスで6日行われたダブル世界タイトルマッチの記者会見には、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長が出席。8日の有明コロシアムで2度目の防衛戦を行うWBO世界S・フライ級チャンピオン、井上尚弥(大橋)の将来に大きな期待を寄せた。
井上の試合を見るためだけに来日したバルカルセル会長は「彼はライジングスターだ。だれも予想しなかった形でナルバエスに勝った」と日本の若きスターを絶賛。その上で「ただし今回はボクシング人生で一番タフな試合になるだろう。カルモナはアゴが強いし、経験もある」と指名挑戦者ダビド・カルモナ(メキシコ)が一筋縄ではいかない相手であると強調した。
カルモナを持ち上げ「厳しい試合」をアピールする一方で「イノウエはバンタム級でもS・バンタム級でもチャンピオンになれるだろう」と井上の将来には太鼓判。「見たい試合? ぜひチョコラティートとの試合が見てみたい。今のイノウエを倒せるとしたら、ローマン・ゴンサレス(WBC世界フライ級王者)しかいないと思っている」と“モンスター対決”の実現を希望した。
将来の夢がどこまでも広がる井上だが、まずはあさっての試合に勝たなければ始まらない。2階級制覇を達成したオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦、昨年暮れのワルリト・パレナス(フィリピン)戦が圧勝だっただけに、今回はよりいいところを見せようと、気負ったり、力んだりするのが怖いところだと本人は理解している。そこで今回のテーマは“自然体”とし、「パワー面の成長は実感しているけど、今回は技術で組み立てる本来のボクシングをやりたい」と抱負を語った。
今後は海外進出、ビッグマッチに大きな期待のかかる井上が、バルカルセル会長の“御前試合”で最高のパフォーマンスを披露する。
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