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39歳の野中悠樹10回TKOでV6、日本S・ウェルター級

2016年12月29日 23時20分

 井岡弘樹ジムの初の自主興行「CHANP FIGHT 01」は28日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれ、メインの日本S・ウェルター級タイトルマッチ10回戦は、国内最年長王者の野中悠樹(39=井岡弘樹)が同級2位、切間庸裕(32=折尾)を最終回に連打でTKO勝ち、6度目の防衛を果たした。野中は31勝10KO8敗3分、3度目のタイトル挑戦失敗の切間は23勝16KO7敗2分。

 アンダーカードのバンタム級6回戦で井岡弘樹ジム期待のサウスポー幾田颯(20)が左ストレート一発でKO勝ち、デビューから8連勝(4KO)をマークした。

10回にストップ勝ちを呼び込んだ野中(右)

◇日本S・ウェルター級タイトルマッチ
野中悠樹(井岡弘樹)[TKO10回2分3秒]切間庸裕(折尾)
 立ち上がりからサウスポー野中がペースを握った。軽快なフットワークで距離をとって、右ジャブをを伸ばし、左のスイング気味のフックを放って切間を後退させた。2回も同様の展開で、切間はカウンターを狙う余り、手数が出なかった、3回は野中のボディストレートがヒット、4回には出てきた切間に左ストレートカウンターを決めてぐらつかせた。5回は切間が反撃に出て、この回はペースダウンした野中を下がらせた。5回を終わっての公開採点は3点差が2人、2点差が2人と野中がリードした。

 後半に入っても野中がジャブを決めて、切間の接近を阻む展開。切間が出ようとするとワンツーをヒットするなど、ペースは握ったまま。9回に手数が増えた野中がパンチを集めて、切間の頭が下がり、10回に動きが鈍った切間にショートの連打を浴びせたところで、主審が試合を止めた。

 野中は初のKO防衛に「ジムの後輩たちにがんばる姿を見せたかった。まだまだ世界を目指しているので、来年はチャンピオンカーニバルに勝ってはずみをつけたい」と語った。

期待の幾田はデビューから8連勝をマーク

◇フライ級8回戦
パブロ・カリージョ(井岡弘樹)[TKO2回2分13秒]セーントーン・トーブアマート(タイ)
◇バンタム級6回戦
幾田颯(井岡弘樹)[KO1回1分5秒]ジャカラートレック・ソーワンゲー(タイ)

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