■WBCはミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンの指名挑戦者決定戦としてランキング1位ホルへ・ヘイランド（アルゼンチン）とIBF世界S･ウェルター級王座を返上してミドル級参戦を表明したジャモール・チャーロ（米＝写真）に対戦を通告した。世界初挑戦を目指すヘイランドは28勝15KO4敗2分。2位にランクされるチャーロは25勝19KO無敗。ゴロフキンは母国カザフスタンで6月、WBO王者ビリー・ジョー・サンダース（英）との統一戦を目指している。

■5月6日にニュージーランドのオークランドで開催されるWBO世界ヘビー級タイトルマッチで、ニュージーランドの入国管理局は王者ジョセフ・パーカーに挑戦する挑戦者ヒューイ・フューリー（英）の父でトレーナーのピーター・フューリーに“特別ビザ”を発給するとアナウンスした。ピーター氏が10年にわたりチャンピオンを育てることに貢献してきた実績、試合が世界的スポーツイベントであることなどが考慮された模様。ピーターは過去の犯罪歴からビザの取得が危ぶまれていた。