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WBO・SW級暫定王座戦、前王者スミスが計量失格

2017年4月8日 13時48分

 英マンチェスターで8日(日本時間9日)ゴングとなるダブル世界タイトルマッチの前日計量が7日現地で行われ、WBO・S・ウェルター級暫定王座決定戦に出場する前王者スミスがリミットの154ポンドを1.9ポンド・オーバー(約860グラム)。再計量をあきらめ失格となった。

スミス(左)が計量失格、ウィリアムズが勝った場合のみ暫定王者に

 これにより、152.5ポンド(69.17キロ)で計量に合格したリアム・ウィリアムズ(英)が勝利した場合にのみ、暫定王座獲得となる。スミスは昨年9月、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に9回TKO負けで王座陥落。アルバレスが防衛戦を行わず、フリオ・セサール・チャベスJrとのメキシカン対決を選択。暫定王座が設けられるにいたった。

 WBOライト級戦は、王者テリー・フラナガン(英)が134.5ポンド(61.00キロ)、挑戦者2位のペトロ・ペトロフ(ロシア)が134.6ポンド(61.05キロ)でリミットをクリアした。

 WBA&WBC王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ=帝拳)の対抗王者フラナガン(32勝13KO無敗)は統一戦や、WBO・S・フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦に興味を示しており、今後につなげたい重要な一戦。ペトロフは2011年にWBA世界S・ライト級王者マルコス・マイダナ(亜)戦以来となる世界タイトルマッチ。Photo/BoxingScene.com

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