October
10
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

15°C Clear
Tokyo

Home > Match Information > セルメニョが久保隼を挑発「次は亀田和とやりたい」

セルメニョが久保隼を挑発「次は亀田和とやりたい」

2017年4月7日 18時29分

 4月9日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で開催されるWBA世界S・バンタム級タイトルマッチ12回戦を争う王者、ネオマール・セルメニョ(37=ベネズエラ)と挑戦者8位、久保隼(26=真正)が7日、同市内のホテルで調印式、記者会見を行った。

挑戦者の久保(左)とV3戦を迎えたセルメニョ

 久保は11戦11勝8KO.。1度防衛したOPBF同級王座を返上、ジムの先輩の3階級世界王者、長谷川穂積の後継者として世界に初挑戦する。会見で「山下正人会長とやるべきことはやってきたので明日計量を迎えるだけです。勝利したら応援してくれる人、そして両親に感謝を伝えたい。明日はいつも通りの自分のボクシングを貫くだけです」と初々しいコメント。

 26勝15KO5敗1分1無効試合のレコードのセルメニョは「メンタルもフィジカルも良いコンディションが出来た。久保の印象は特にない。戦績が良いようなのでその点はリスペクトしている。いつも通りの試合をしてベルトを拠点のパナマ、母国のベネズエラに持って帰る。判定であろうがKOであろうが、勝つための練習をしてきた。自分はテクニシャンのボクサータイプだと思っている」と3度目の防衛に自信を見せた。

 さらに「このあとは亀田と(対戦の)話をしたいと思っている」と次の防衛戦の予定まで口にした。数カ月前に亀田陣営からもオファーがあり、今年3月に国内復帰した亀田和毅(協栄ジム)と試合をするというのだ。久保は眼中にないともとれる発言だ。

 これを聞いた久保は「僕には全く関係がない」と話したが、チャンピオンの余裕とも取れる発言に、闘志をかきたてられたのは確実。「落ち着いて距離を保って、技術があるボクシングで、判定でもKOでもどちらでもいいので勝ちたい」と決意を語った。

Related article
関連記事
モバイルバージョンを終了