京都初の女子世界戦、小澤瑶生がタイトル奪取に意欲
2017年5月13日 15時34分
2017年5月13日 14時54分
20日の有明コロシアムで村田諒太(帝拳)とWBA世界ミドル級王座決定戦を争うアッサン・エンダム(仏=カメルーン)が13日、羽田空港着の便で来日した。
エンダムは空港内に用意された部屋で、トレーナーのペドロ・ディアス氏、ドクターのオズワルド・モルデロ氏と記者会見。長旅の疲れも見せず、終始ソフトな雰囲気で報道陣のインタビューに応じた。
対戦相手の村田については「オリンピック・チャンピオンでリスペクトしている。強い選手だと思う。自分自身も世界のトップで戦ってきたボクサーなので、最高のマッチアップになる」と村田を持ち上げつつ、自らの実力をアピールした。
村田より上回っているポイントを問われると「私はより強い選手、よりよいボクサーと試合をしてきた」とキャリアの違いを強調。世界初挑戦の村田に対し、エンダムは元WBO王者。何度も世界タイトルマッチを経験しているだけに、これは当然の発言か。
ダウン多いもKO負けは一度もなし
ストロングポイントは「いかなる状況にも対応できること。相手が前に出るタイプならそれに合わせることができる」。ともに世界タイトルマッチだったピーター・クイリン戦で6度、デビッド・レミュー戦で4度のダウンを喫し、打たれ弱さが指摘されるが「ノックアウトされたことは生まれてこのかた一度もない」とプロアマを通じてKO負けゼロに胸を張った。
初来日で、アマチュア時代を通じてアジア人選手との対戦経験もないというエンダム。「できればフランスかカメルーンで試合をしたかった」と本音も口にしながら、「初めてというのはなんでもいいものだ」と最後まで余裕のコメントを貫いた。
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