アポロジム主催の「APORO KO LIVE」は2日、大阪市淀川区民センターで開かれ、メインの58キロ8回戦は、WBCユース世界フェザー級王者、上原拓哉（アポロ）がタイ国フェザー級15位、ペンディン・サイトーンジムに2回2分20秒KO勝ちした。

　上原は1回、スイッチしながら大振りのパンチを放ってくるペンディンの動きをじっくり見極め、2回後半から左ストレートをヒット。鋭い攻めに後退したペンディンに左ストレートから右アッパーをみぞおちに突き上げてダウンを奪い、そのままカウントアウトした。

　日本フェザー級13位、OPBF同級9位にランクされる上原はデビュー以来13連勝８KOに記録を伸ばし、「沖縄から応援団が来ていただき、気合いが入り、練習していた右アッパーが決まった。これからも一戦一戦勝っていくことが目標です」と話した。

　セミのフェザー級8回戦は、関西学院大ボクシング部主将を務めた宮本知彰（アポロ）がモンキー修平（大星）のラフファイトに苦しみながらも、最終回に青コーナーに詰めてダウンを奪い、3-0で判定勝利を飾った。

◇58キロ8回戦
上原拓哉（アポロ）［KO2回2分20秒］ペンディン・サイトーンジム（タイ）

◇フェザー級6回戦
宮本知彰（アポロ）［3-0（59-55、58-56、57-55）］モンキー修平（大星）

◇51.5キロ6回戦
寺田達弥（ロマンサジャパン）［3-0（60-52、60-54×2）］坂田健太（渥美）