井上尚弥の自己評価は70点「白熱した試合したい」
2017年9月10日 18時32分
2017年9月10日 14時17分
9日(日本時間10日)スタブハブ・センター「SUPER FLY」のメインイベント、WBC世界S・フライ級タイトルマッチは、王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)が前王者で同級1位のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に4回1分18秒KO勝ち。因縁のリマッチで元パウンド・フォー・パウンド1位のゴンサレスを返り討ちにした。
今年3月の一戦は、シーサケットが序盤にダウンを奪って判定勝ちながら、ゴンサレスの勝利を推す声が多く、WBCがゴンサレス陣営の再戦要求を受け入れ、今回のダイレクトリマッチが実現した。
サウスポーのシーサケットは前回同様、臆せずに左ストレートを打ち込んでいく立ち上がり、ロマゴンも対抗するが、初回に早くもバッティングをアピールするなど、ナーバスになっている印象だ。初回はシーサケットが獲得したかに見えた。
シーサケットは下がらずロマゴンに対抗
ロマゴンは2回、右を打ち込み、得意のコンビネーションも披露して攻勢。しかし、シーサケットの左ボディ打ちもなかなか有効で、両者とも譲らない。ロマゴンは3回も下から相手の身体を起こすようなコンビネーションで迫るが、シーサケットを押し込むことはできない。
そしてクライマックスは4回に訪れた。両者が接近してパンチを交換しあうと、シーサケットの右フックがカウンターとなってゴンサレスのアゴに直撃。ゴンサレスが崩れ落ちるとスタブハブ・センターは大歓声に包まれた。
カウンターの右フックがロマゴンのアゴに炸裂
何とか立ち上がったゴンサレスにシーサケットが襲い掛かる。ゴンサレスは手を出して応戦しようとしたが、王者の右フックを浴びて再びダウン。主審がカウントせずにストップした。
衝撃の結末に場内は騒然。ゴンサレスはしばらく立ち上がれなかった。不利の予想を2度も覆したシーサケットは「タイのボクシング史で最大の勝利だ」と喜びを爆発させた。戦績は44勝40KO4敗1分。敗れたゴンサレスは病院に直行。46勝38KO2敗となった。Photo/SUMIO YAMADA
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