10月14日、住吉区民センターで行われる六島ジムの興行で、日本S･ウェルター級3位の細川貴之（六島）と元東洋太平洋S･フェザー級王者の仲村正男（渥美）が世界ランカーに挑戦する。

　細川が激突するのはIBF･S･ライト級5位のパトムサク・パトムパトン（タイ）。パトムサクは25勝16KO1敗1分の30歳で、IBFのパンパシフィックタイトルを保持している。プロ36戦のキャリアを誇る細川は昨年、一昨年と日本タイトル挑戦に失敗しているだけに、世界ランカーを撃破して浮上したいところだ。

　仲村はIBF･S･フェザー級14位、40勝22KO4敗1分の戦績を誇るファーサイ・サクリーリン（タイ）と対戦する。ここまで16勝16KO1敗の戦績を誇る仲村は、ファーサイを踏み台にして世界ランク入りし、世界タイトル挑戦につなげる腹積もりだ。