S･ミドル級のWBA&IBF統一チャンピオン、カール・フロッチ（英）×指名挑戦者ジョージ・グローブス（英）の英国人対決が11月23日、マンチェスターのMENアリーナで挙行される。そのプレゼンが17日同地で行われれ、フェイスオフで両者は闘志をかき立てた。同日発売された1万8000枚のチケットはなんと11分でソールドアウト（完売）。人気の高さを示した。

フロッチ「チケットが早く売り切れたと聞いて、ほっぺたをつねりたくなるような思いだ。このアリーナは私のホームタウンではないけれど、マンチェスターはファンタスティックなファイトタウン。これまで私は何度かトップクラスとのインターナショナルなビッグファイトを経験しているけど、英国人同士のファイトは、より激しく、血がたぎるものとなる。ファンはスリリングでエキサイティングな戦いを期待しているはずだ」

グローブス「すばらしい夜の一翼を担えて興奮している。世界タイトルを戦うのは本当に誇りで、カール・フロッチのような地位を確立した相手ならなおさらのこと。即ソールドアウトになったことは驚かない。ブリティッシュ・ボクシングはハイレベルで、この試合は今後数年間、ビッグファイトに一つに数えられるに違いない。試合は100パーセント私の時間だ。世界チャンピオンに就くのが待ちきれない」

　プロモーターは、この両者をはじめ、リッキー・バーンズやデリック・チゾラらを擁して最近羽振りがいいエディ・ハーンのマッチルーム・スポーツ。Photo/BoxingScene.com