■リゴンドウvsセハが行われた23日ラスベガスのメインでは前WBC･S･ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ（米＝写真）がホルヘ・コタ（メキシコ）に3回2分14秒KO勝ち。昨年12月、トニー・ハリソン（米）に微妙な判定負けでベルトを失った一戦から再起を果たした。

右でダウンを奪ったチャーロが再開後、右ストレートでコタを大の字に沈めたもの。チャーロは負傷でこの日、自身との防衛戦を延期したハリソン（リングサイドで観戦）との再戦を熱望している。

■WBOは世界タイトルマッチ委員会でクルーザー級統一王者からヘビー級進出を決断したオレクサンドル・ウシク（ウシク）をヘビー級の指名挑戦者に選定した。WBOヘビー級王者はアンディ・ルイスJr（米）。

これまでの1位はWBC同様、ディリアン・ホワイト（英）が占めていた。ホワイトがWBC挑戦者決定戦（7月20日・ロンドン）に出場することも影響したと思われる。5月、負傷を理由にヘビー級転向第1戦をキャンセルしたウシクは近々、再スケジュールが発表されるもよう。相手は同じカルロス・タカムが有力。

■アンソニー・ジョシュア（英）をストップしてヘビー級3冠統一王者に就いたアンディ・ルイスJr（メキシコ＝米）が22日、故郷のカリフォルニア州インペリアルをオープンカーでパレードした。ジュリー夫人と街道を巡回したルイスJrは出身校のインペリアル・ハイスクールで地元ファンを前に大殊勲の喜びを語った。