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石田匠が判定負け IBF・S・フライ級挑戦者決定戦

2019年12月29日 7時54分

 IBF世界S・フライ級挑戦者決定12回戦は28日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、同級5位の石田匠(28=井岡)は同級8位、イスラエル・ゴンサレス(23=メキシコ)に2-1の判定で敗れ、現IBF王者のジェルウイン・アンカハス(フィリピン)への挑戦権を獲得できなかった。石田は28勝15KO2敗。ゴンサレスは25勝11KO3敗で、3度目の世界挑戦が決まった。

 アンダーカードの日本ユース・フライ級タイトルマッチ8回戦は、日本同級5位の王者、白石聖(23=井岡)が初回、左フックを鮮やかに決めて鷲尾樹貴也(22=千里馬神戸)にTKO勝ち、初防衛を果たした。

石田(左)はゴンサレスの手数に苦しんだ

◇IBF世界S・フライ級挑戦者決定12回戦
イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)[2-1(116-112、112-116、115-113)] 石田匠(井岡)
 開始からゴンサレスが右ストレート、左右フックのボディ攻撃で先制した。うまくブロックした石田にダメージはなかったが、攻撃リズムはゴンサレスがつかんだ。石田はジャブでゴンサレスの前進を止めようとするも、ジリジリ後退、ロープを背負うシーンが続いた。

 3回、石田がようやく右ストレートを放つが、ゴンサレスの勢いは止まらない。中盤からボディへのパンチで石田は挽回を図るも、ここからの一気の攻めは不発に終わり、11回には右目上をカット、石田は最後までペースに乗れなかった。

勝者コールを聞き、飛びあがって喜ぶゴンサレス

 井岡一法・井岡ジム会長は「僅差で勝ったと思ったが、ロープを背負ったのが採点に響いた。相手が出てくるのは予想していたが、石田はパンチをまとめられなかった」と敗因を語った。石田は「相手の動きを打開できなかった。このままでは終われない」と悔しさをにじませた。

白石は左一発でユース王座初防衛

◇ウェルター級8回戦
安達陸虎(井岡)[TKO6回終了]安藤暢文(高崎)

◇日本ユース・フライ級タイトルマッチ8回戦
白石聖(井岡)[TKO1回2分9秒]鷲尾樹貴也(千里馬神戸)

◇S・フライ級8回戦
那須亮祐(グリーンツダ)[2-1(77-75、75-77、79-74)]近藤冬真(蟹江)

◇58.5キロ6回戦
木村テミン(グリーンツダ)[3-0(57-56、58-55×2)]今田雄大(蟹江)

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