元OPBF、日本S･バンタム級王者の“リーゼントボクサー”和氣慎吾（32歳＝写真）の再起戦が決まった。3月14日の後楽園ホール、横川聡也（ミツキ）と対戦する。

　人気者の和氣は2度目の世界挑戦を目前にした昨年10月、伏兵ジュンリエル・ラモナル（比）にショッキングなKO負け。このラモナルが暮れには和氣のライバル久我勇作（ワタナベ）をも倒して衝撃を与えたのはご存知の通りだ。

　世界ランキングを失う痛恨の一敗となったが、和氣は悪びれず敗戦を認め、試合後ほどなくして再起を宣言している。久我を沈めてWBOアジアパシフィック王座に就いたラモナルにリベンジしたい気持ちもある様子。

　相手の横川は11勝10KO12敗2分。負けの数も多いがパンチ力のある中堅選手。決してイージーな相手ではない。和氣は26勝18KO6敗2分。