LF級ライバル王者 寺地拳四朗「来年はMVP」
京口紘人は統一戦とYouTube登録者10万人を目標
2020年2月7日 18時08分
2020年2月7日 16時27分
優秀選手賞に選ばれた3階級制覇王者の田中恒成(畑中)、同じくIBF・S・バンタム級暫定王者の岩佐亮佑(セレス)もメディアの前で2020年の抱負を語った。
2019年にWBOフライ級王座を3度防衛した田中は「去年は3回防衛できてそれが一番良かった。いいパフォーマンスができたので今年も続けていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
田中はWBOフライ級王座を返上し、スーパー王者の特権によりS・フライ級の指名挑戦権を既に得ている。S・フライ級王者は井岡一翔(Reason大貴)だが、田中は井岡の名前は口にせず、「(4階級制覇は)今年中にしたいけど焦りはない。ノンタイトル戦をして自信をつけていきたい」と語るにとどめた。
岩佐は2019年を振り返って「(暫定王座決定戦に勝って)またボクシングができると思うとうれしかった。ラストチャンスだと思っていたので」と12月の勝利に納得の表情だ。
ターゲットにしていたWBA・IBF統一王者ダニエル・ローマン(米)が先日、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に敗れた。この試合をリングサイドで見守った岩佐は「いまな正規チャンピオンとの統一戦しか頭にない。アフマダリエフはパワフルでスピードもあり、オリンピックにも出ていて技術もある。総合的にレベルが高い」と早くも新王者との対戦を思い描いた。
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