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ソリスは“4度目の正直”目指す

軽量級の大物リゴンドウ「バンタム級がベスト」 
ソリスは“4度目の正直”目指す

2020年2月7日 16時00分

 今週土曜日8日(日本時間9日)米ペンシルベニア州アレンタウンのPLLセンターでゴングとなるダブル世界タイトルマッチの会見が6日同地で行われた。メインは王者ゲーリー・ラッセルJr(米)vs.指名挑戦者ツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)のWBCフェザー級タイトルマッチ。

王者ラッセル(左)と五輪銀のニヤンバヤル

 5度目の防衛戦となるラッセルは実力派ながらリング登場が少なく「年一王者」と陰口を叩かれる。今回は9ヵ月ぶりの登場で難敵を迎える。「できれば(王者の)レオ・サンタクルスかジェルボンタ・デイビスと対戦したかった。でもこの義務づけられた試合を自分のスタイルで飾りたい」とコメント。

 一方、ロンドン五輪銀メダリストのニヤンバヤルは満を持しての挑戦。強敵を相手にラクバ・シンに続くモンゴル2人目の世界王者を目指す。「土曜日の夜、私はラッセルより強いことを披露する。過去の実績は関係ない。もしがラッセルが私が経験不足だと思っていたらサプライズが起こるだろう」と戴冠を期する。

日本でもお馴染みリゴンドウ(左)とソリス

 セミ格では日本でもお馴染みの2人がWBAバンタム級“レギュラー”王座を争う。井上尚弥(大橋)が“スーパー”チャンピオンに君臨する同級。1位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)と2位ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)の対決。

 ランキングで後塵を拝しながらも元S・バンタム級統一王者で軽量級の大物リゴンドウは「コンディションは100パーセント。バンタム級がベストウエートだといつも思っていた。122ポンド(S・バンタム級)で実績をつくった。次はこのクラスを支配する」と逆2階級制覇に自信を見せる。

 一方、日本で山中慎介、河野公平、亀田大毅と対戦したソリスは「土曜日、私は全力を尽くす。私はファイトし勝つためにここに来た。ギジェルモもそうだろう。勝負を決めるカギは私の決定力だ」と気持ちを強調。元WBA・S・フライ級王者はバンタム級4度目の挑戦にかける。

 イベントは有料ケーブルのショータイムが全米に中継する。Photos from Amanda Westcott/SHOWTIME

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