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寺地拳四朗のV7祝勝会 握手自粛も230人出席

2020年2月27日 7時56分

 WBC世界L・フライ級王者、寺地拳四朗(28=BMB)のV7祝勝会が26日、京都市のリーガロイヤルホテル京都で地元市長、議員、商業団体役員ら後援会の230人が集まり盛大に行われた。

消毒を呼び掛ける拳四朗

 新型コロナウイルスの感染症拡大の恐れもあり、後援会事務局は来場者にマスク着用、手洗い励行を呼びかけた。拳四朗は「具志堅用高さんの13回の記録を抜くのは絶対いける。その時はもっと盛大にパーティーをしましょう」と笑顔であいさつした。

 新型コロナウイルスの感染が拡大している折、この日の開催が危ぶまれた。250人規模の祝勝会を予定していたが、後援会の結束は固く、事前に30人がキャンセルしただけでV6より20人多い230人が出席した。会場入り口には拳四朗のパネルと並んでアルコール消毒液ボトルが置かれ、拳四朗も「きょうはみなさんとの握手は自粛しますが」と言いながら念入りに両手を消毒した。

激励賞を受け取りこの笑顔

 祝勝会では後援会長の安道光二・ワタキューセイモア会長が「コロナウイルスで大変な時期に多くの方々が集まっていただき感謝している。防衛7回は歴代第6位。まだまだ上がいますが、ハードパンチャーの風格がついてきた王者をしっかり支えていきたい」とあいさつ、拳四朗に激励賞を贈った。また、BMBジムがある京都府宇治市の山本正市長、拳四朗一家が住む城陽市の奥田敏晴市長があいさつした。

 拳四朗のV8戦の日取りはまったくの未定で、現在は足を止めずにパンチを打ち込む練習に取り組んでいるという。この日、3月中のプロボクシングの試合がすべて中止と発表されたことについて「三迫ジムで練習している堀川さんらの試合がなくなる。みなさんつらい減量に取り組んでおられるのに残念です」と話していた。

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