WBAスーパー･IBF世界バンタム級王者の井上尚弥（大橋）が26日、俳優の藤原竜也と対談した。4月25日（日本時間26日）に米ラスベガスで行われるWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ（比）との3団体統一戦に向けて気持ちを高めた。

　井上の試合を生中継するWOWOWが5月から放送する同局の30周年記念連続ドラマ『太陽は動かない』の主演を務める藤原とのコラボレーションを企画。対談は都内のホテルで行われた。

　兄の影響で子どものころからボクシングを見ているという藤原と、映画『デスノート』、『カイジ』シリーズで藤原の演技にひかれていた井上が互いに「一方的にファンでした」というセリフで対談はスタート。演技やボクシングにおける共通点、それぞれ交流のあるボクシング好き俳優、香川照之の話題などで盛り上がった。

　井上は4月25日の試合について、「ラスベガスで、アジア人同士で、（軽量級の）バンタム級で、メインイベントというプレッシャーはある。インパクトのある試合をしたい」と力強くKO宣言。「ゴールは36歳。35歳までがピークだと思う。自分のパフォーマンスが落ちてまでやりたいとは思わない」とボクシング観も披露した。

『4.26ラスベガス決戦！「井上尚弥×藤原竜也」対談』は4月4日14時30分からWOWOWプライムで無料放送。『太陽は動かない』映画版は5月15日に全国ロードショー。連続ドラマ版は5月24日からWOWOWプライムで放送。毎週日曜日22時から全6話（第1話無料放送）。