WBAはフェザー級1位の大沢宏晋（オール＝写真）と同2位エクトール・ガルシア（ドミニカ共和国）に対し、指名挑戦者決定戦をオーダーした。交渉期限は3月10日から30日。WBAがホームページ上で明らかにした。

　34歳の大沢（36勝21KO5敗4分）は元OPBF、WBOアジアパシフィック同級王者。16年12月、アメリカでWBO同級王者オスカル・バルデス（メキシコ）に挑戦して7回TKO負け。2度目の世界挑戦を目指している。

　28歳のガルシアは12勝9KO2無効試合。ビッグネームとの対戦はないが、アマチュア時代にリオデジャネイロ五輪に出場している。

　WBAフェザー級“レギュラー”王者は中国の徐燦（シュ・ツァン）。19年1月にタイトルを獲得したシュは初防衛戦で久保隼（真正）を退け、昨年12月のV2戦はアメリカで勝利した。なお、WBA同級には“スーパー”王者レオ・サンタクルス（メキシコ＝米）が君臨する。