バンタム級最前線 井上尚弥の4団体制覇の行方
12月にWBC王者ウバーリがドネアと防衛戦
2020年11月1日 13時55分
2020年11月1日 13時46分
31日(日本時間1日)米テキサス州サンアントニオのアラモドームに約9000人の観衆を集めて開催されたPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のイベントでWBAライト級レギュラー王者ジャーボンタ・デイビス(米=写真)がWBA・S・フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)に6回KO勝ち。2階級王座を同時に手中に今後のビッグファイトを見据えた。
ハイガードで対峙するサンタクルスがサウスポーのデイビスに右を放って対処。初回、スリップと判定されたものの、デイビスをマットに這わせ好スタートを切る。デイビスは2回、サンタクルスを投げ飛ばすなどフラストレーションをつのらせたが、3回から左強打を振るって反撃。このラウンドが終わるとプロモーターのフロイド・メイウェザー氏がリング下からアドバイスを送る。
4回、デイビスのクリーンパンチがサンタクルスを襲撃。S・フェザー級王者も懸命に右ボディーを返す。土地柄メキシコ系住民が多い会場から「レオ!レオ!」のコールが巻き上がる。デイビスは右目周辺が腫れ、被弾が多いことを物語る。
しかし6回、ボディーを攻めたサンタクルスにデイビスは顔面へ集中打を浴びせると左アッパー一閃。失神したサンタクルスはコーナーパットに頭を打って沈み、ラファエル・ラモス主審はノーカウントで試合を止めた。KOタイムは2分40秒。
スペクタクルな勝利でスーパースターの扉を開けた印象のデイビスは24勝23KO無敗。キャリア初の惨敗を喫したサンタクルスは37勝19KO2敗1分。Photos from Esther Lin/SHOWTIME
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