茨城国体 再起の元五輪選手 鈴木康弘が決勝進出
2019年10月7日 0時12分
2019年10月6日 16時33分
ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで5日(日本時間6日)行われたIBFミドル級王座決定戦は、前統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が1位セルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)に3-0判定勝ち。昨年剥奪されたベルトを取り戻した。
勝利者コールにゴロフキンに笑顔はなかった。試合は接戦。初回、左右でダウンを奪い好スタートを切ったゴロフキンは2回にも左を浴びせてデレフヤンチェンコの右目をカットさせる。
出血に見舞われるデレフヤンチェンコは3回ボディー打ちで反撃。4回以降も左右連打を返して一歩も引かない。5回にはウクライナ人の左ボディーでゴロフキンが効いた仕種を見せ会場が沸く。
中盤もデレフヤンチェンコのアタックでゴロフキンが後手に回る場面があり、番狂わせの予感も漂う。しかし8回、ボディー打ちを決めたゴロフキンは徐々に引き離しにかかり顔面を紅潮させながら打撃戦に身を置く。
10回、ボディーを叩いて激しくチャージするデレフヤンチェンコだが出血が止まらずクリンチに逃げられる。ラスト2回、パンチの的確さで勝ったゴロフキンが114-113、115-112×2のスコアでジャッジに支持された。
スポーツ・ストリーミング配信DAZNとの大型契約2戦目を飾ったゴロフキンは40勝35KO1敗1分。11月セルゲイ・コバレフのL・ヘビー級王座に挑む宿敵カネロ・アルバレスとの第3戦が依然としてクローズアップされる。大健闘したデレフヤンチェンコは13勝10KO2敗。リマッチを希望している。
セミ格のWBAインターコンチネンタルS・ウェルター級戦は王者イスライル・マドリエフ(ウズベキスタン)がアレハンドロ・バレラ(メキシコ)に5回2分26秒TKO勝ち。プロ戦績を4勝4KO無敗とした。Photos/SUMIO YAMADA
■ミドル級世界王者
WBAスーパー サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBA 村田諒太(帝拳)
WBCフランチャイズ サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
WBC ジャモール・チャーロ(米)
IBF ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)
WBO デメトゥリアス・アンドラーデ(米)
2024年12月10日 5時25分
2024年12月9日 8時39分
2024年12月9日 1時47分
2024年12月9日 1時33分
2024年12月8日 18時37分
2024年12月8日 17時03分