ゴールデンボーイプロモーションズは13日、WBCライト級暫定王者のライアン・ガルシア（米＝写真左）が7月9日、同級2位ハビエル・フォルトゥナ（ドミニカ共和国＝同右）と防衛戦を行うと発表した。試合場所、会場は後日発表される。

　インスタグラムのフォロワー数865万人を誇る22歳のガルシアは今年1月2日、ルーク・キャンベル（英）との暫定王座決定戦で、2回にダウンを喫しながら、強打を爆発させて7回TKO勝ち。人気先行と言われながらデビューから21連勝（18KO）をマークし、初のメジャータイトルを獲得した。今回が初防衛戦となる。

　ガルシアは今回の試合が決まるにあたり、「ライト級で私を倒せる選手はだれもいない。私は世界に私がだれであるかを見せる」と相変わらず景気よく発言している。

　元WBA･S･フェザー級王者の31歳、フォルトゥナ（36勝25KO2敗1分2無効試合）は18年1月、IBFライト級王者ロバート・イースターJr（米）との試合以来となる世界戦。このときフォルトゥナは計量失格でリングに上がり、試合は1-2判定前kでイースターの防衛となった。

　WBCライト級は正規王者に君臨する無敗のデビン・ヘイニー（米）が5月29日、ラスベガスで元3階級制覇王者のホルヘ・リナレス（帝拳＝ベネズエラ）と防衛戦を行うことが決まっている。