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村田、プロ2戦目は右ストレートがカギ

2013年11月29日 17時43分

 12月6日両国国技館でプロ2戦目を迎える五輪金メダリスト村田諒太(三迫)が29日、26日の帰国後初練習に続いて練習を公開。この日は4ラウンドのスパーリングを披露した。

スパーリングを披露した村田(右)

 注目のプロ第2戦まであと1週間。率直な感想を問われた村田は「デビュー戦では薄いグローブが初めてで、パンチをもらったらどうなるのか分からなかった。今回は少し余裕がある」とデビュー戦との違いを強調した。

公開された第2戦のシューズ

 対戦相手のデイブ・ピーターソン(米)については「まとまっているし、フック系のボクサーで海外に多いタイプ」と分析。「ストレート系をいかにまっすぐ打ち抜くかだと思う。最終的には右ストレートかなと思う」と試合のイメージを語った。

 村田を指導するキューバ人トレーナーのイスマエル・サラス氏は「(世界チャンピオンを100とした場合)ムラタは80から85%くらいのところまできている。経験を積み、一つひとつの動きを固めていけば世界チャンピオンになれる」と村田の成長に太鼓判。目下取り組んでいる「無駄な動きをなくしてアマチュアスタイルから脱却する」という課題を実戦でどこまで克服できるかが第2戦のテーマだ。

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