女子世界WBA&WBC&IBF&WBOライト級統一チャンピオンのケイティー・テイラー（アイルランド）が明日29日（日本時間30日）、ロンドンのウェンブリー・アリーナで挑戦者カレン・エリサベス・カルバハル（アルゼンチン）を迎えて防衛戦を行う。28日行われた計量でテイラーは134.6ポンド（61.05キロ）、カルバハルは134.2ポンド（60.87キロ）を計測。リミットの135ポンドに合格した。

　テイラー（21勝6KO無敗＝36）は4月、ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで、もう1人の女子のトップ選手アマンダ・セラノ（プエルトリコ＝米）に2-1判定勝ち。ボクシングの殿堂で女子最大のビッグマッチと銘打たれた一戦を制し、ファイトマネーもそれぞれ100万ドル以上を獲得し話題を集めた。明日は4団体統一王座の7度目の防衛戦となる。

　多くのメディアで女子のパウンド・フォー・パウンド最強にランクされるテイラーに挑むカルバハル（19勝2KO無敗＝32）は世界初挑戦。昨年、南米女子S･フェザー級タイトルを獲得している。

　セミの欧州フェザー級タイトルマッチは、王者ジョーダン・ギル（英＝WBC13位）が125.5ポンド（60.87キロ）、挑戦者で前IBF王者のキコ・マルティネス（スペイン）が124.8ポンド（56.61キロ）をマーク。リミットの126ポンドをパスした。Photo by Mark Robinson/Matchroom