ヘイニーがライト級4団体統一王座防衛 ロマチェンコの追い上げ及ばず
2023年5月21日 17時18分
2023年5月21日 12時49分
20日(日本時間21日)ラスベガスでWBO・S・フライ級王座を獲得した中谷潤人(M.T=写真)がアンドリュー・モロニー(オーストラリア)との王座決定戦後、現地からオンライン取材で喜びを語った。
3回に偶然のバッティングで眉間をカットしながら、計3度のダウンを奪って最終回にTKO勝ち。特に鮮やかだった最後のフィニッシュブローを中谷は「ずっと練習してきたパンチだったのでスムーズに出て、感覚なく倒すことができた」と振り返った。相手が出てくるタイミングで出すパンチであり、それがあのタイミングだったという。
このフィニッシュには普段冷静な中谷も興奮気味で、「いい舞台を用意してもらって、いい形で倒せたことはすごく高い点数を上げていいんじゃないかなと思います」と珍しく自画自賛の発言も飛び出した。
2回にダウンを奪ったものの、3回には4回戦以来となるキャリア2度目となる出血に見舞われた。「ルディ(トレーナー)が止めてくれると思った」と焦りはなかったというが、「(レフェリーに)止められたくないと思って攻撃を強めた」という。
中盤、頭を下げて執拗に前に出るモロニーに押し込まれるシーンもあったが、ルディ・トレーナーから「ディスタンス。距離を保って強いジャブを突く」と指示され、再び「リズムに乗れた」という。8、9ラウンドあたりから「相手に覇気がなくなってきているのが分かった」と完全に試合を掌握し、11回のダウン、最終回のフィニッシュにつなげた。
ラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナという大舞台で大仕事をやってのけた中谷。今後については「統一戦をやりたいという気持ちがすごく強い。チャンピオンならだれでも、という感じです」とさらなるビッグマッチを目標に据えた。Photos by SUMIO YAMADA
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