谷口将隆が統一王者サンティアゴに挑戦 小國以載はタパレスと対決 4.3後楽園ホールの第12回TB興行 

「KOでなくても (試合時間の)36分間だけサンティアゴ選手を上回れたらいい、日々いいトレーニングができています」。谷口が強気の必勝宣言――。

サンティアゴに挑む谷口

元世界王者・伊藤雅雪代表のトレジャーボクシングプロモーション(TB)が4月3日(金)、後楽園ホールで開催する第12回興行のメインで、元WBOミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)が2階級制覇をかけてWBA&WBO世界L・フライ級チャンピオン、レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に挑戦することになった。11日、東京・代官山の会場で発表会見が開かれた。

谷口(21勝15KO5敗)は3年前にメルビン・ジェルサレム(比)にミニマム級王座を追われて以来となる世界奪還のチャンス。L・フライ級に上げてからは現IBF王者タノンサック・シムシー(タイ)との挑戦者決定戦で惜敗も経験したが、昨年8月に井上彪(六島)を倒して日本とOPBF王座を獲得。最近はパンチャーぶりも示し、好調をアピールしている。

サンティアゴは帝拳ジムの岩田翔吉、高見亨介からそれぞれWBO、WBAのタイトルを獲得した実力派のチャンピオン。しかし谷口は3年ぶりの世界挑戦の機会到来を歓迎し、これまでの練習でパワーアップに励んできたことを明かした。

その上で、サンティアゴについて「ノラりクラりと12ラウンドを戦い、ポイントを取るのもうまい。気づいたら12ラウンド戦って負けていたと。岩田選手、高見選手の試合を観た印象は、日本人選手が一番苦手とする選手かなとも思います」と評価した。その上で、「でも客観的に観ても、今の日本選手でサンティアゴ選手に勝てるのは自分だけかなと思います」となんとも大胆な発言も。

小口忠寛トレーナーによると、今までの谷口から変えて力強さを加えようとハードな練習をしているという。「試合当日に爆発できるように、2人で毎日話をしながら練習しています」と明かした。

勝てば一挙に2つのタイトルを手にできる。3月15日には岩田翔吉がWBC王座に挑むが、統一も含めて、「今度の試合に勝って、もう一段階上の選択肢を選びたい」と前向きだった。

セミでは小國(右から2人目)がタパレスと対戦。緑川-加藤のOPBF・S・ウェルター級戦も開催

当日のセミでは元世界王者のベテラン小國以載(角海老宝石)がマーロン・タパレス(比)と10回戦で対戦する。井上尚弥(大橋)とS・バンタム級王座統一戦を行ったタパレスはいまも世界ランキング上位をキープしており、王座返り咲きにあくなき執念を燃やす小國にとって重要な試合となる。

直前に相手が変更になったが、結果的にグレードアップして強敵との対戦となった。「サウスポー相手に練習していたので、コンディションは問題ない」と小國は言う。試合について聞かれると、「身長は自分のほうが勝っている。勝っているのは身長だけ。(試合のカギは)やはり距離ですね、どれだけ遠い距離で戦うことができるか。打ちあいたくないですね」とはぐらかした。

日本ミドル級王座を争う竹迫㊧と酒井。カーニバル戦となる

またこの日の会見では3月12日に後楽園ホールで開催される「トレジャー・ボクシング・プロモーション11」の発表会見も行われた。

こちらのメインは日本ミドル級戦。国本陸(六島)が返上して空位の王座を、元王者の竹迫司登(ワールドS)と酒井幹生(角海老宝石)が争う。

王座奪還をかける竹迫(18勝15KO3敗1分)は挑戦者決定戦で細川チャーリー忍(金子)を破って今回の試合への出場権を得た。一方の酒井(6勝5敗1分)は過去2度のチャレンジは国本の壁に拒まれている。三度目の正直となるか。

セミでOPBF女子L・フライ級戦、セミセミでOPBF女子フライ級戦も行われる。ほか、福井勝也(帝拳)、落合壱星(セレス)がそれぞれフィリピン選手と8回戦。

発表会見に出席した選手たち

 

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