ズッファ・ボクシング第3弾 ヘビー級アジャグバが元王者マーティンを倒す

現地時間15日、「WBA、WBC、IBFやWBOなど既存の統括団体はすでに破綻している、彼らと関わることなく我々はボクシング界を再建するんだ」と大義名分を掲げる「Zuffa Boxing(ズッファ・ボクシング」の第3弾興行が米ネバダ州エンタープライズのメタ・アペックスにて行われた。メインイベントはヘビー級10回戦。エフェ・アジャグバ(ナイジェリア/240ポンド)がチャールズ・マーティン(米国/251.3ポンド)に4ラウンド1分11秒TKO勝利を収めた。

 

右を突きながら得意の左ストレートを狙うサウスポーのマーティンに対し、アジャグバはゆっくりと歩を進めプレッシャーをかけていく。2ラウンド終盤に左を浅く当てたマーティンだが、3ラウンド1分過ぎ、ロープに詰められアジャグバの右ストレートを浴びてダウン。

カウント8で再開するとマーティンはバランスを崩しながらもクリンチを混ぜゴングに逃げ込んだ。4ラウンド開始とともにアジャグバがテンポアップ、右フックでダウンを奪うと、立ち上がったマーティンは足元をバタつかせながらサークリング。しかしアジャグバの右ストレートを浴びて顔を跳ね上げられたところでダメージを考慮したトーマス・テイラー(米国)レフェリーが割って入った。

WBCではヘビー級6位、IBFでも13位の31歳、アジャグバは21勝15KO1敗1分。約15ヵ月ぶりの試合だった元IBFヘビー級王者、39歳のマーティンは30勝27KO5敗1分。

■L・ヘビー級ジャンベコフ強烈KO勝ち

セミファイナルのライトヘビー級10回戦はウマル・ジャンベコフ(オーストリア/176.5ポンド)がアーメド・エルビアリ(エジプト/176ポンド)に2ラウンド57秒、見事なワンパンチKO勝利を収めた。

2019年エカテリンブルク世界選手権ライトヘビー級ベスト16のジャンベコフと、唯一の黒星は17年12月、ジャン・パスカル(カナダ)に喫したのみという元北米ライトヘビー級王者、エルビアリによるマッチアップ。

サウスポーのアップライト・スタイルが特徴のジャンベコフが右手を大きく動かしながら初回のポイントを挙げると、2ラウンド、エルビアリが前進しコーナーへ追い詰めてきたところで右アッパー一閃。アゴに食ったエルビアリはゆっくりと後ろへ倒れこみ、体を硬直させながら目線はアレン・ハギンズ(米国)レフェリーを見つめるのみ。そのまま10カウントを聞いている。

28歳のジャンベコフは14戦全勝10KO。元世界ランカーの35歳、エルビアリは24勝19KO2敗。

またライト級8回戦ではフレディ・ローチ・トレーナーに指導されるジェイブリオ・ペ・ベニト(米)がアベル・メヒア(米)を2回にまず倒し、3回に右フックを決めてまた倒してTKO勝ち。ハワイが地元のベニトは7勝5KO無敗。初黒星のメヒアは10勝7KO1敗。

 

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