平岡アンディ奮闘及ばず 中盤ボディーで攻勢かけるもラッセルに3-0負け

21日(日本時間22日)、ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われたWBA世界S・ライト級タイトルマッチは、王者ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米)が指名挑戦者の平岡アンディ(大橋)に3-0判定勝ち。キャリア25戦目で世界王座に挑んだ平岡だったが初黒星を喫し、ベルト奪取はならなかった。ラッセルは初防衛。

平岡アンディ

サウスポー同士。試合は右ジャブの差し合い、フェイントのかけ合いと探り合いの様相で始まった。ラッセルは3回に左右ボディー連打から仕かけ、5回は右で平岡のバランスを崩させるなど前半を優勢に進めた。

しかし6回に反撃の兆しを見せた平岡は続く7回、右ボディーを口火にチャージ。執拗にボディーを叩き、会場を沸かせた。9回にも左ボディー、右アッパーで攻めた平岡だが10回は右が低打になりレフェリーから注意を受ける。さらにこのラウンド、右アッパーがラッセルの股間に決まり、平岡は減点1を科された。それまでラッセルはこの回やや優勢だったため、「10―8」で王者のラウンドとなった。

ラスト2ラウンド、平岡はなおもボディー打ちをねじ込んでラッセルを悩ませたがラッセルも打ち返して終了ゴングが鳴った。拮抗したスコアが予想されたが、公式スコアは116-111が2者に117-110と意外な大差でラッセルが初防衛に成功した。

ラッセルは2連続判定勝ちで19勝17KO1敗。初黒星の平岡は24勝19KO1敗。勝者は「コーナーの指示をよく聞いて戦い、プランA、B、Cとシフトできたのが勝因だ。彼は激しく追い込んだけど、私はアジャストして戦う自信があった。ぜひ統一戦を実現させたい」と語った。

 

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