大阪・堺市のMR、堺春木、ディアマンテジムの合同興行は24日、堺市金岡体育館で開かれ、メインのS・ライト級8回戦はMRジム、野口喜士会長の長男海音（みおと、25＝MR）がパティパーン・クロンクラーン（27＝タイ）に4回TKO勝ち、7KOで7勝目（2敗）をマークした。野口は仕事中に負傷、リングを遠ざかっていたが、1年ぶりの試合を豪快に決めた。

　また2歳下の弟留歌（MR）もS・バンタム級4回戦でデビュー2戦目を戦い、満生敦巳（25＝オキナワ）を2回2分25秒TKOで下し、2連勝（2KO）した。

　アンダーカードの女子L・フライ級6回戦で短大に通い看護師を目指すJBCフライ級5位、高倉日向（20＝ディアマンテ）がナタナン・サギアムチット（28＝タイ）に判定勝ち、デビュー2連勝（1KO）をマークした。

◇S・ライト級8回戦
野口海音（MR）[TKO4回2分10秒] パティパーン・クロンクラーン（タイ）

◇48.0キロ6回戦
上田るか（石田）[引き分け1－1（58－56、56－58、57－57）] 藤本大輝（堺春木）

◇女子L・フライ級6回戦
髙倉日向（ディアマンテ）[判定3－0（60－54×2、59－55）]ナタナン・サギアムチット（タイ）

◇フェザー級6回戦
中塚貴大（JB SPORTS）[判定2－1（57－57、58－56、59－55）]中逵友太（ディアマンテ）