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藤田健児がWBO-APフェザー級王座V1 左腕骨折で消化不良の判定勝ち

2024年6月1日 20時32分

 WBOアジアパシフィック・フェザー級タイトルマッチ12回戦が1日、後楽園ホール「WHO’s NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol.17」のセミで行われ、王者の藤田健児(帝拳)が挑戦者3位ロデックス・ピアラ(フィリピン)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。スコアは114-113、115-112、116-111。

左手首を骨折しながらの戦いとなった藤田㊨

 元トップアマで今年1月、初タイトルを獲得したサウスポー藤田の初防衛戦。10戦全勝の初来日、ピアラを挑戦者に迎えた。

 サウスポーの藤田が圧力をかけ、右を散らしながら左ストレートを上下に打ち分けた。ピアラは藤田の打ち終わりに左フックを強振。2回、偶然のバッティングが発生して藤田がキャンバスに倒れ、レフェリーから休憩が与えられた。再開後、藤田がピアラのパンチを外して左を繰り出すと、バランスを崩したピアラがキャンバスへ手をつき、これがダウンとなった。

 ここからスピードで上回る藤田は滑らかなフットワークで出入りを繰り返し、KOを狙っていった。ピアラは一発を狙うが、藤田のスピードについていけない。しかし5回、ピアラの右が決まり、藤田が大きくのけぞる。青コーナーが活気づき、藤田が左目上をカットした。

 それでも藤田は6回、左ボディを軸にピアラにダメージを与えていく。ピアラは失速してきたが、時折強打を打ち返すので気が抜けない。藤田がリードしながら、ピアラが粘る展開が続く。9回、ピアラが右を決めて攻勢に出たところでバッティングが発生。ピアラが左目尻をカットした。

 このあたりから藤田はめっきり左を出さなくなり、終盤はピアラのアタックをしのぐだけのボクシングになった。11回、ピアラの左フックで藤田が転ぶが、これはスリップの裁定。ピアラはすっかり元気になったが、藤田は無理せず試合をまとめた。

 WBOフェザー級14位にランクされる藤田は7勝3KO。ピアラは10勝1KO1敗。

 藤田は「8ラウンドで左手首を骨折して(のちに左腕骨折と判明)、これも経験なんですけど、いい勉強になりました。チャンピオンになって責任感があって、テーマは倒すことで力が入り過ぎました。相手はクレバーで油断できない選手でした。何度かいいパンチをもらったのでそこは修正点。次こそは進化した姿を見せたい」と話した。

嶋田㊧と廣瀬はドロー

◇フェザー級8回戦
嶋田淳也(帝拳)[引き分け1-1(77-75、75-77、76-76)]廣瀬祐也(協栄)

 日本フェザー級10位の嶋田と同12位の廣瀬がランカー対決。嶋田が右を、サウスポーの廣瀬が左を狙い、中間距離で主導権争いの立ち上がり。3回、プレスをかける嶋田が廣瀬をロープに詰め、右を決めて攻勢をアピールするが、廣瀬も左を決め返して反撃。試合は温まってきた。

 5回、嶋田がペースアップ、圧力を強めて廣瀬を引き離しにかかるが、廣瀬も左ボディで対抗。嶋田が右、左フック、左ボディで攻め、廣瀬も左とボディ打ちで応戦するという展開に。終盤は打ち合い。互いに譲らす終了のゴングが鳴った。ともに決め手を欠いてドロー。嶋田は6勝2KO1分。廣瀬は9勝4KO3敗2分。

◇ウェルター級4回戦(東日本新人王戦)
金子佳樹(金子)[TKO2回2分40秒]近内拓也(世田谷オークラ)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
八谷洋平(RK蒲田)[3-0(38-36、38-35×2)]菅谷翔太(KG大和)
観衆=1213人

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