17日、後楽園ホールの「ゴールデンチャイルドボクシング144」のメインで行われたS・バンタム級8回戦は、小山涼介(金子)が平野岬(三松S)に初回1分58秒TKO負け。平野が元日本ランカー対決を制し、再浮上を猛アピールした。

小山を倒した平野
クイックなのは小山だったが、その派手な動きの隙を平野が冷静に突いた。右ストレートを顔面に届かせて間合いに感触を得ると、もう一度右クロス、さらに右で追い打ちして小山をダウン。再開後一度はしのいだ小山だが、平野がしっかりタイミングを計って打ち込んだ右で再び痛烈なダウン。即座にストップとなった。
「どこでも通用するようなボクシングをつくって、また来たい」と4年ぶりの後楽園ホールで喜びを言い表した平野は13勝5KO2敗。小山は4勝4KO2敗1分。
■ベテラン杉田、ランク死守
セミで行われた56キロ契約8回戦は日本S・バンタム級14位の杉田ダイスケ(金子)がノーランカー柿元蓮(ワタナベ)に2-0判定勝ち。76-76、78-74、79-73のスコアで日本ランキングをキープした。
序盤から両者近めで右、左フックを応酬した。前半の杉田は秋間瑞輝(宮田)戦のように左ジャブを使えなかったが、中盤以降はバックステップと組み合わせて徐々に主導権を手繰り寄せた。叩きつける右や左ボディーでポイントをピックアップ。柿元も果敢に右を合わせ打ちし、7回終了間際には杉田の動きを鈍らせたものの、37歳のベテランはピンチをしのぎ、最終回は猛烈に手を出して試合終了のゴングを聞いた。
杉田は11勝4KO6敗。柿元は8勝2KO8敗。
◇バンタム級8回戦
安田聖典(金子)[TKO1回1分50秒]ジャクパン・サントン(タイ)
=観衆803人=


