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元ライト級統一王者テオフィモ・ロペス ダウン奪われ冴えない2-1判定勝ち

2022年12月11日 18時32分

10日(日本時間11日)ニューヨークのマジソンスクエアガーデンでトップランクが開催した今年最後のイベントのメインで、元ライト級統一王者テオフィモ・ロペス(米)がサンドル・マルティン(スペイン)に2-1判定勝ちを収めた。

ロペス(左)は辛くも判定勝ち

S・ライト級に進出して2戦目のロペスに昨年、4階級制覇王者マイキー・ガルシア(米)に番狂わせの判定勝ちを飾ったマルティンが挑んだ。10回戦で争われた一戦は2回、マルティンの右がテンプルに決まりロペスは前のめりに落下。カウントが入る。アウトボクシングを貫くマルティンにロペスはプレスをかけて上下にパンチを見舞う。

6回まで優勢に進めたロペスに、7回またもスペイン人の右が頭部に当たりロペスが倒れる。しかし主審はスリップと判断。マルティンはパンチをかわしながら左を決め反撃態勢。互角に見えた8回の後、ラスト2回はマルティンがサイドへ動きながらパンチを散発して終了した。

健闘のマルティン(右)は判定に不満

注目されたスコアカードはジャッジ1人が95-94でマルティンだったが、他の2者は96-93、97-92でロペスを支持した。持ち味を封じられながらも寄り切ったロペスは18勝13KO1敗。WBO・S・ライト級1位にランクされ、WBOインターナショナル同級王座を守った。試合後、判定に対する不満をぶちまけたマルティンは40勝13KO3敗。

セミではヘビー級プロスペクトのジャレッド・アンダーソン(米=23)がこれまで世界ランカーのマイケル・ハンター、ヂャン・ヂレイらと対戦歴を持つジェリー・フォレスト(米=34)に2回1分34秒TKO勝ち。デビュー以来13勝13KO無敗となった。Photos by SUMIO YAMADA

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